φ20以上の大径穴加工に使われます。切削加工が必要な切れ刃部分だけに超硬素材をロウ付しておりグラム計算で行われる超硬素材の費用を抑えられるため、大型の超硬工具が低コストで提案できます。
また、バイトやスロアウェイホルダーを使ってボーリング加工する場合、製作とプログラムの製作に時間要しますが、超硬ロウ付け工具は、輪郭形状に合わせて自由に設計できるので複雑なプログラムが必要なく、1工程で要求精度を満たせるためすべてにおいてリードタイムの削減が可能になります。
ロー付けカッターの紹介
オイル穴付ロー付けバニシングドリル
シャンク部を鋼材(SCM440)にすることで超硬素材に比べオイル穴あけ加工がしやすくなり、数箇所にオイルの噴き出し穴を設けることができます。 詳細はこちら |
段付ロウ付けカッター
超硬工具は、径が大きくなると超硬素材が多く必要となり工具重量が増えて工作機械に負担がかかり精密な切削加工に支障をきたす場合があります。 詳細はこちら |
高性能ロウ付けカッター
超複雑な多段・高精度要求がある加工を様々な切削工具製造技術を組み合わせて製造した工具で、要求精度を追求し実現できる特殊工具です。 |
パイロット付ザグリカッター
先端のパイロット部が下穴に沿って入っていくので安定した切削穴あけ加工が出来るカッターです。 |
ボーリング加工との違い
ボーリング加工の場合、加工に非常に時間がかかりますが、大口径のロウ付け工具を使用することで、一発で短時間に加工することが可能です。特に大量に加工が必要な場合は、大幅なコストダウンが可能です。
Oリングカッター
気体や液体のシールに使う機械部品であるO リングの溝加工を適切な寸法公差で仕上げる切削工具です。 |