超硬ロウ付カッターとは
大口径の穴加工をボーリングなどの方法で行う際、プログラミングにも加工にも比較的時間がかかります。また時には数種類の工具が必要な場合もあります。
大口径でも1パスで加工出来る大型工具となると重量や価格にデメリットが生じます。
当社製 超硬ロウ付カッターの強み
当社の「超硬ロウ付けカッター」は、高価で比重の大きい超硬を板状にし、必要な箇所にだけ銀ロウで貼り付けることで、低コストと軽量化を実現。工作機への負担軽減も期待できます。
また、設計の自由度もあり段付等も対応可能、1工程で作業が出来れば同軸度精度向上やリードタイムの短縮にもつながります。
ロウ付けカッターの紹介
オイル穴付ロウ付けバニシングドリル
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シャンク部を鋼材(SCM440)にすることで超硬素材に比べオイル穴あけ加工がしやすくなり、数箇所にオイルの噴き出し穴を設けることができます。 詳細はこちら |
段付ロウ付けカッター
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超硬工具は、径が大きくなると超硬素材が多く必要となり工具重量が増えて工作機械に負担がかかり精密な切削加工に支障をきたす場合があります。 詳細はこちら |
高性能ロウ付けカッター
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超複雑な多段・高精度要求がある加工を様々な切削工具製造技術を組み合わせて製造した工具で、要求精度を追求し実現できる特殊工具です。 |
パイロット付ザグリカッター
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先端のパイロット部が下穴に沿って入っていくので安定した切削穴あけ加工が出来るカッターです。 |
ボーリング加工との違い
ボーリング加工の場合、加工に非常に時間がかかりますが、大口径のロウ付け工具を使用することで、一発で短時間に加工することが可能です。特に大量に加工が必要な場合は、大幅なコストダウンが可能です。
Oリングカッター
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気体や液体のシールに使う機械部品であるO リングの溝加工を適切な寸法公差で仕上げる切削工具です。 |