偶数刃に比べて精度の良い穴あけ切削加工が出来ます。 3枚刃は工具剛性があるので鋳鉄や難切削の加工に適しており、硬めの鋼材では良好な面粗度を得る事が出来ます。 工具剛性が増してチップポケットも2枚刃並みに取れるので重切削用に使用します。奇数刃で真円度の向上が図れるのでリーマの下穴加工に使います。 |
事例
3枚刃バニシングドリル・リーマ
意匠登録の3枚刃リーマでは、下穴加工をキッチリと管理して頂ければ、真円度が2μで仕上がります。 外周が6枚の設計で3枚刃は切削し、3枚ガイドは擦り作用でリーマ仕上げより真円度が追求できます。 |
コアドリル
ドリルであけた穴をリーマの下穴精度に穴あけ加工する3~4枚刃のドリルです。工具剛性がありドリル穴加工後の真直度がコアドリルを通すことで改善できるので、リーマ仕上げ用の下穴加工で良好な切削穴あけ加工をすることが出来ます。下穴加工することで、切削熱を抑制し、工具磨耗も最小限になりリーマ工具を長く精度の良い状態で保つ事が出来ます。 |
3枚刃ドリル
ドリルはほとんどが2枚刃の2条溝ですが、3枚刃の3条溝にして芯厚を太くする事で、ドリル剛性を高め難削材の切削加工に適するようにします。 奇数の3枚刃特性を活かして硬度の高い鋼材の切削加工では、驚くほどの面粗度の向上と耐久性を得る事が出来ます。 |
3枚刃加工で解決できるお悩み
性能アップ短納期 |